第1回年次大会
■日 時: 2011年9月16日(金) ■場 所: 早稲田大学早稲田キャンパス 11号館5F (アクセスマップ)
■参加者: 国内外の学界、産業界、政府・行政、労働界、消費者団体、NPO/NGO等
※本年次大会には、会員だけでなく、一般(非会員)の方の参加も可能です。
■テーマ: 持続可能な発展とマルチ・ステイクホルダー
■大会趣旨: 持続可能な発展が求められる時代において、グローバル・ガバナンスのあり方が
変化しています。そこでは特定の主体が大きなパワーをもつのではなく、経済・環境・
社会の諸問題の解決にかかわる全てのステイクホルダー(政府、企業、NGO、労組、
消費者団体、学界など)がそれぞれの立場から責任をもって関与する「マルチ・ステイ
クホルダー・プロセス(MSP)」の構築が求められています。1990年代以降、グローバル
にはMSPの枠組みで持続可能な発展にかかわる議論がなされており、企業行動基準
や規格の策定にあたってもステイクホルダー間の協働が欠かせなくなっています。
一方日本では、MSPの取り組みが進んでいるとは言い難い状況があります。またMSP
の枠組みについての議論も、理論面・実務面からまだ本格的になされているわけでは
ありません。 そこで、「持続可能な発展とマルチ・ステイクホルダー」を本大会テーマに据え、
Keynote Speechおよび各セッションにおいて、MSPの課題と可能性について議論を
行います。 詳細はこちら(PDF)プログラム:
PDFファイルはこちら
(第1回年次大会は、全て招待講演者による構成となっております。
第2回年次大会以降、Call for Paper枠を設定します。)
本年次大会では紙の節減のため、登壇者報告資料の印刷・当日配布を致しません。 なお、2011年11月1日からは、資料閲覧/ダウンロードには大会参加者用ではなく、会員用「ユーザー名」「パスワード」が有効となりました。 |
時間 | 内容(登壇者/報告者 敬称略) | |||
※登壇者報告資料は下記リンクからダウンロード下さい(2011年11月1日より会員用ユーザー名・パスワードのみ有効) | ||||
9:15-9:30 (15分) |
ご挨拶・大会趣旨説明 (501教室) 谷本寛治(一橋大学大学院商学研究科) | |||
9:30-10:40 (70分) |
Keynote Speech (501教室)
統一論題:持続可能な発展とマルチ・ステイクホルダー キーノートスピーカー:Juliet Roper (Waikato Univ./APABIS) 演題:Stakeholder Engagement: Concepts, Practices, and Complexities (40分) キーノートスピーカー:Jeremy Prepscius (BSR Asia) 演題:Sustainable Development, Stakeholders & a Changing World? (30分) | |||
10:40-10:50 (10分) |
休憩 | |||
10:50-12:30 (100分) |
Plenary Session (501教室)
統一論題:日本における円卓会議の可能性 ・【企 業】関 正雄 (損害保険ジャパン) ・【政 府】佐藤 正弘 (元・内閣府/京都大学経済研究所) ・【N P O】田村 太郎 (ダイバーシティ研究所) ・【労 組】加来 栄一 (日本労働組合総連合会) ・【消費者】阿南 久 (全国消費者団体連絡会) ・【大 学】谷本 寛治 (一橋大学大学院商学研究科) ・司会:水口 剛 (高崎経済大学経済学部) [趣旨]日本のナショナル/リージョナル・ガバナンスにおけるMSPの課題と可能性について、マルチ・ ステイクホルダーで議論します。2009~2010年度の2年間、内閣府において、マルチ・ステイクホル ダーが参画して「安全・安心で持続可能な未来に向けた社会的責任に関する円卓会議」が開催さ れてきました。今後日本でもこのようなスタイルによって将来ビジョンや政策を議論する場はますま す必要になってくると思われますが、これまでの経験を踏まえ、円卓会議というものの可能性につ いて考えます。 | |||
12:30-13:30 (60分) |
昼食、休憩/理事会 | |||
13:30-15:10 (100分) |
Breakout Session A-1 (502教室) | Breakout Session B-1 (503教室) | ||
ISO26000:その国際規格がもつ意味と課題 ・【企 業】冨田 秀実(ソニー) ・【政 府】平塚 敦之(経済産業省) ・【N P O】黒田 かをり(CSOネットワーク) ・【労 組】逢見 直人(日本労働組合総連合会) ・【消費者】古谷 由紀子(日本消費生活アドバイザー・ コンサルタント協会) ・【大 学】佐久間 京子(Solvay Brussels School of Economic and Management) ・司会:國部 克彦(神戸大学大学院経営学研究科) [趣旨]MSPで決まってきたISO26000(社会的責任の ガイダンス)の日本における理解と課題について、 マルチ・ステイクホルダーで考えます。ここでは規格の 紹介・解説ではなく、新しいグローバル・ガバナンスの 中で決まってきたこの国際規格のもつ意味と、今後の 日本の経済社会、企業経営に与える影響について 検討します。 |
ソーシャルビジネス/マーケティング
・中間 大維(ヤラカス館) ・辻井 隆行(パタゴニア日本支社) ・大室 悦賀(京都産業大学経営学部) ・司会:松野 弘(千葉大学大学院 人文社会科学研究科) [趣旨]ソーシャルプロダクトを生産、販売、 プロモーションする過程で、消費者との コミュニケーションの現状はどうか、 供給側の想いと需要側の想いの間に ギャップはないか、またどのような問題があるか について考えます。 | |||
15:10-15:30 (20分) |
休憩・移動 | |||
15:30-17:10 (100分) |
Breakout Session A-2 (502教室) | Breakout Session B-2 (503教室) | ||
企業と震災 ・【三井物産】青木 雄一 ・【積水ハウス】楠 正吉 ・【損害保険ジャパン】関 正雄 ・司会:山本 利明(大阪電気通信大学金融経済学部) [趣旨]大きな災害をもたらした東日本大震災 から半年を経て、企業がどのような取り組みを行っ てきたか、本業を通して、また緊急支援活動を通し て、地域経済・社会に貢献する企業の役割、経営 課題について考えます。このテーマは、本大会後の 研究会において引き続き議論していく予定です。 (このセッションは、「学会連携・震災プロジェクト」 と連携しています。http://gakkai-renkei.jp/) |
企業とステイクホルダー ・佐々木 利廣(京都産業大学経営学部) ・横山 恵子(神戸学院大学経営学部) ・大倉 邦夫(一橋大大学院商学研究科博士課程) +田邉 和男(エコログ・リサイクル・ジャパン) ・司会:金井 一賴(大阪大学大学院経済学研究科) [趣旨]企業が社会的事業を行うにあたって、企業・ NPOなどステイクホルダーとの協働関係を形成し 取り組んでいる組織戦略について検討します。 | |||
17:10-17:20 (10分) |
休憩・移動 | |||
17:20-17:50 (30分) |
会員総会 (502教室) | |||
17:50-18:00 (10分) |
休憩・移動 | |||
18:00-19:30 (90分) |
交流会 | |||
【会 員】一般7,000円、学生5,000円
【非会員】一般10,000円、学生8,000円
②交流会参加費
一律 3,000円
■年次大会参加費納入先: 銀行名 三井住友銀行 国立支店 口座番号 普通 7966647 口座名 ジェイエフビーエス ダイヒョウ タニモトカンジ (JFBS代表 谷本寛治)
■特 典: ・全てのセッションへ参加できます。
・大会資料を本ページより自由にダウンロードできます。 (参加者パスワード:2ヶ月間有効 を交付) ・昼食(軽食)をご用意しております。
・参加者は、交流会に割引された上記参加費で参加頂けます。
報告者の皆様へ
・大会報告資料は本ページ上に置いておりますので、大会当日に配布頂く必要はありません。 ・パワーポイント等を投影される方は、事務局まで当該データをお送り下さい。事務局の方で、会場PCにデータを入れ込んでおきます。(会場PCは据え付けになっており、ご自身
でお持ち込みになるPCは接続できません。)
参加者の皆様へ
・大会報告資料は本ページ上に置いております。2011年9月1日~10月31日までの2ヶ月間、ご自由にダウンロード頂けます。紙の節減のため、報告要旨集は配布致しません。 ・論文抜き刷り、CSR報告書、資料などを配布できる場所を、大会会場内に設置しており
ますので、ご希望の方は当日、資料などをご持参下さい。ただ、ご自身で設置頂くとともに、
もし残部が 出た場合には当日お持ち帰り頂く、という形でのご対応をお願い致します。
・昼食(軽食)をご用意しております。昼食時間は短いですが、皆様の交流の場としてご活用
頂ければ幸いです。
・会場内でのネット接続サービスは提供しておりません。みなさまそれぞれの接続方法で
お願い致します。